顔を合わせずに離婚 調停離婚

夫と顔を合わせずに離婚できた調停離婚
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夫と顔を合わせずに離婚できた調停離婚

夫とは職場結婚で、結婚後も子供が出来るまで3年ほど同じ職場で仕事をしていました。離婚したのは結婚26年目、上の息子が23才、下の息子が20才の時でした。
結婚前はとても優しかった夫でしたが、上の子を妊娠して私が仕事を辞めてからは私に対しての気遣いというものがなくなってしまいました。身重の時も、私が残業で遅く帰ると休ませてくれるでもなく「早く飯にしてくれよ。」「風呂はまだなの?」という調子で、この頃から私は単に家政婦なんじゃないかと思うようになっていました。子供が生まれても最初は珍しがってお風呂に入れたりしていましたが、2人目の子は1度もお風呂に入れたこともなく、オムツの換えさえしてくれなかったのです。私が風疹で高熱を出していても何をしてくれるでもなく、相変わらず「飯はまだなの?」と言う始末。もともと口が軽くない私は不平があっても夫にはあまり言っていませんでした。気がついてくれるかもと期待していたのですが無理でした。夫への気持ちが冷めていく中で、夜の生活も苦痛になり拒むと「じゃあ、金をくれよ、女を買ってくるから。」と言うようになりました。そうか、私は体のいい売春婦なんだと思って悲しくなりました。その後は家でもほとんど口をきかなくなり、家庭内離婚の状態になりました。ある日、夫と上の息子がささいなことでケンカになり、夫が息子に包丁を向けたのです。私が止めて大事には至りませんでしたが、もうここにはいられないと思い、夫が友人と旅行に行っている留守に子供たちと一緒に家を出ました。
別居してから2年半、3人で狭いアパート暮らしでしたが、それまで味わったことのない解放された気分でした。でも、離婚したわけではないので身分的に中途半端で困ったこともありました。そこで、どうしたら夫と顔を合わせずに離婚できるのか、いろいろ調べて調停離婚ならできるかもと思ったのです。今までの夫の仕打ち、別居寸前には生活費ももらえなかったことなど、調停で勝てそうな理由がいろいろありました。そこで思い切って家庭裁判所へ行き相談して調停が始まりました。
夫は「妻子有り」というのが社会的な身分保証と思うらしく、離婚には応じず、弁護士を雇って戦う気まんまんでした。家庭裁判所の調停員は公平に判断してくれて、1年ちょっとかかりましたが、夫は解決金(慰謝料)900万円で離婚を承諾しました。子供たちはすでに成人しているので自分で身の振りを判断するということになりました。養育費や面会条件などもありません。
調停離婚が成立し、一人で離婚届けを済ませた帰り道、自分でよくここまで頑張ったなぁとしみじみ思いました。裁判所なんて縁がないところだと思っていましたから。でも調停員の方たちは親身になって話を聞いてくれ、決着できてとても嬉しかったです。残念なのは家計が苦しいので息子に助けてもらっている状態なのに元夫が解決金として出してきた900万円のうち、100万円を踏み倒したことです。催促しても無しのつぶて、嘘までつく男だったとは…、離婚してほんとに良かったと思います。"

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